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DMEチューントップ DMEチューンとは 対応車種・価格表
DME、そしてDME TUNEとは
DME(Digital Motor Electronics)とは主にエンジン関係の制御を行うコンピューターです。 燃料調整、点火時期、O2センサー等の制御を行っています。 DME TUNEとは、DMEのプログラムデータを書き換えることによって車の調整を行うことです。弊社では、コンピュータのスペシャリストがプログラムデータの解析をすることで、独自にデータを作成し車の性能をアップさせることが可能になりました。
DME TUNEの流れ
1.DMEデータ読出し
OBD-Uポートにケーブルコネクタを差し込み、PCを使ってDMEデータを読出します。
ちなみにOBD-Uとは、カリフォルニア大気資源保護局が研究してきた概念(OBD=車両自身が排出ガス対策の異常を検知・監視するシステム)を、 欧州メーカーが1991年に第2世代目として作成しました。
では、OBD-U以前はどうだったのでしょうか。
一部の車(BMWも含む)ではダイアグノーシス接続を使用し、 OBD-Uと同じように通信によるデータの読書きを行っていました。 ちなみに通信可能なモデルにはフラッシュROM(電気的にデータの消去又は書換えができるROM)が使用されています。
また、それ以前の旧モデル(通信不可のモデル)では、EPROM(紫外線でデータの消去が行えるROM)が使用されていて、チューニングを行う場合はDME基盤より、EPROMを取出し、DMEデータの読書きを行います。
※旧モデルはROMライターを通してDMEデータの読書きを行います。
そして最新モデルにおいては、CAN(コントローラーエリアネットワーク)という新しい通信規格が導入されはじめています。
CAN-BUS用コモンモードフィルタの採用例
CAN(ロースピード)はボディ系標準の地位を占たが、他は未だ規格競争が続いている。

CAN-BUS用コモンモードフィルタの採用例
2.DMEデータの作成
コンピュータエンジニアは車両の状態を確認し、読み出したデータに対して独自のノウハウによる解析を行い、データを作成していきます。
ここで、お客様によく、「チューニングを施した後もディーラーのサービスが受けられるのか?」と尋ねられますが、読出したオリジナルのDMEデータを元にエンジンのトルクとパワーに関わる部分を新たに作り直すだけなので全く問題はありません。
そして、一口にDMEデータの作成と言っても、そのプログラムの内容は16進数で表現されています。普通では理解できない内容ですし、内容を理解せずに書き換えてしまいますと、エンジンがかからなくなる場合もあります。 現在日本国内では輸入車のDMEデータに対する知識をもつところはほんの一握りです。その為、多くのショップではドイツ等のDMEデータに対する知識を持つところに依頼しています。

パソコン上で16進のデータファイルを開いて作成しています。
3.DMEデータを書込み、現車合わせ
読出した時と同じ様にOBD-Uを使用し、作成したDMEデータの書込みを行い、車のポテンシャルが最大限に発揮されているか、実走行で確認します。

Dynapackの結果出力
ここからがメカニックと、コンピューターの両エンジニアの真骨頂と言えるかも知れません。 ARPでは単にピーク時のパワーを求めるのと異なり、町乗り領域においてもエンジンのパワー/トルク/レスポンスの良さ等、車の性能が十二分に発揮される事を目指しています。(ここで言う町乗り領域とは、お客様が街中で斜線変更するとき等のちょっとしたアクセル操作を行う範囲のことを言います)それには車のポテンシャルを出し切る必要があります。そのため、メカニックとコンピューターのエンジニアは確認した内容を元に、意見交換を行います。
DMEデータの作成から現車合わせまでは車のポテンシャルが安全かつ最大限に引き出されるまで何度でも繰り返されます。そう考えれば究極のDME TUNEとは、数値化されたデータとは対照的に一台一台の車がもつ個性を探し出す作業だと言えます。 こうして、唯一無比の個性を引き出された車は自らの存在を主張するのではないでしょうか。
DNE TUNEの結果はレースでも証明されています。またレースで得られた経験もDNE TUNEに反映しています。









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